副島 勉 wrote:副島@事務局です。 16日夜から2泊でトカラ列島中之島へ遠征してきました。 参加者は白石ファミリー、中村、土井、副島夫婦の8名です。 16日19:15に 佐賀発、途中宮原SAで休憩後22:30には鹿児島に着いたのですが、トカラ行きの フェリーが出航する鹿児島本港と鹿児島新港とを間違え道に迷ってしまい乗船が完了 したのは23:20になりました。 2等船室は片道¥6,010.往復割引はありません。 10名程のエリアがブロック毎に区分けされ、座席?(就寝スペース)は指定、エア コンも寝るには備え付けの毛布を掛けないと寒いくらいにきいており快適でした。 出航後、上甲板に出て夜空を眺めましたが、鹿児島湾を南下するにつれ銀河も濃くな り、漆黒の闇が広がるという中之島の空へ想いを馳せながら午前2時前に就寝しまし た。 17日は午前5時過ぎに目が覚め日の出を拝もうと甲板に出たのですが、日の出の方 向に屋久島がドンと鎮座しており、ご来光は拝めませんでした。 5時45分頃に口 の島着、6時10頃口之島発、6時55分定刻通りに中の島着。 それにしても、海と空が蒼い。 上陸後は宿の「海遊倶楽部」が用意してくれたレンタカー( スバルドミンゴ)に定員オーバーの8人で乗り込み、一路宿舎へ、到着後用意して 貰っていた朝食を食べ、午前中はゆっくり休息をしました。 中之島は大きく分けると、沿岸部の住宅、役場、学校、等の生活ゾーンと高原部の天 文台、歴史資料館、開発センター等の文化ゾーンに分かれます。 沿岸部と高原部は 車で10分 かなりの距離があり、天文台に用のある人は、高原地帯の民宿を利用する方が便利で す。 天然記念物の「トカラ馬」の 牧場も歴史資料館の前の高原部にあります。 資料館は大変充実しており、天文台長の福澄さんが資料館の館長も兼ねておられ大変 丁寧に説明をして頂きました。 じっくり聞くと1日は十分に楽しめます。 さて肝心の夜空ですが、生憎と雲の多い夜空で南国特有の低い雲が次々に通過してい き、写真撮影は出来ませんでしたが 雲の合間から見える夜空は、日本国内では間違いなく1級品の夜空です。 いて座か らたて座辺りの銀河の中心方向は暗黒帯が確認できますし、久しぶりにてんびん座の 形を確認することが出来ました。私の主観では阿蘇、久住より遥かに上、乗鞍の頂上 から見る夜空に勝とも劣りません。 問題は雲でしょう。 中之島天文台は三鷹の6 0cmカセグレンが主鏡、サブにはペンタックスの15cm屈折、その他EM200 +ヨシカワ光器20cm反射、ミヤウチ対空型双眼鏡2台などの機材もありました。   19:00〜の日食5年前講演の後、21:OO〜25:30位まで、60cm主鏡 による観望、戸外での観測と頑張りましたが、雲が一面に広がりはじめた為26時前 に帰宿しmした。 60cmではM57の中心星が眼視で確認でましたし、M51の 親子の星雲及び腕が眼視確認出来たのが印象に残りました。 「中之島」良いところですよ。 天気の良い時に再度行ってみたいと思っております。  取り敢えず、第1弾の報告です。